ただひたすらにブラフマチャリヤ

心身の健康を増進するため、ひたすら性的禁欲を実践するブログ

75日目

昨日は、衝動が義理堅く舞い戻ってきた。呼ばれなくてもきちんと帰ってくる。夜寝る前に特に強く感じた。今までの経験から数日で過ぎ去ることが予想できるが、残念ながら、辛いものは辛い。今朝も下腹部にいつもの不快な感覚がある。75日目でも普通に衝動との葛藤がある。禁欲は最初の1、2か月を乗り切れば後は大丈夫と書いてあるのをどこかで見たが、私の経験上それはありえない。性欲はそんなに優しくない。最初の1、2か月が一番つらい時期にはなるのは確かだろうが。


ただ、頭痛と腰痛はかなり軽減されている。肩こりも多少ましになった。ブラフマチャリヤのおかげと断言できないところが微妙なところだが、やや無理やりに、状況が好転しつつあるのは禁欲のおかげである、と言えるかもしれない。衝動が強まる時期はモチベーションが低下傾向になるため、「そうかもしれない」と思っておこう。


今日も無事に過ごせますように。

74日目

昨日は特に衝動に悩まされることはなかった。ただ、精神的にはややイライラしている状態を感じた。これは明確に感じるほどに強いものではなく、ふとした折に相手や状況への反応で気づかされる程度のものだ。禁欲しているからというよりは、私自身の心のパターンの一つが働いているのだと思う。むしろ、禁欲によって心のパターンの強度がかなり抑えられている感じがある。こういう地味な効果は気づきにくい。


禁欲する人には、各人各様の目的があるだろうが、私の目的の一つに(ともすれば忘れがちだが)、恐怖の克服がある。この恐怖は不思議なもので、うまく説明できない。というか、まだこの匿名のブログでもしたいと思わないあまりにもプライベートなものである。日頃から明確に感じるものではないが、折に触れて出現して、私を悩ませてきた。昨日もうっすらと姿を現し、夢の中でその存在をアピールして行った。この克服が完了したと確信できた時が、私にとっての禁欲の終わりの合図になるかもしれない。


今日も一日、無事に過ごせますように。南無南無。

73日目

昨日は、肩こりがひどく閉口した。頭痛と腰痛はよくなっているから文句は言いたくないが、あまり快調ではなかった。


一方で、衝動に悩まされることはあまりなかった。ただ、欲を満たさないことの物足りなさを感じていた。まだまだ未練がある。


私はタバコを吸わないので、タバコに未練をまるで感じない。タバコが山積みにおいてあって、「ご自由にお取りください」と勧められても、手を付けないだろう。欲望自体感じないからだ。忍耐して喫煙しないわけではない。それがごく普通の状態であるわけだ。


性的行為に対して、このタバコに対する態度のようにならなければ、性に打ち勝ったことにならないだろう。性欲が完全に沈黙することは、まだ想像できない。少しずつそれに近づいているのだろうか。


今日はお彼岸のお参りに行こうと思う。今日も一日無事に過ごせますように。