昨日は、衝動をほとんど感じなかった。下腹部のへそに近い上の部分にじんわりと熱い感覚があることに気づいた。衝動はもっと下の部分を中心に感じる。今朝は、下腹部全体に熱い感覚はあるが、不快な衝動にまで発達していない。

昨晩の夢見はあまり良くなかった。性的な要素よりも、私のうちに潜む恐怖や不安が映し出されていたような気がした。性欲は厄介な衝動だが、恐怖、不安、憂鬱などのマイナスの感情のほうが破壊力は大きいと思う。性的衝動は、一時的であれ、自ら慰めるなりして緩和することができる。マイナスの感情はしかし、容易になだめることは不可能である。これは怒りにも当てはまるが、怒りは原因が明らかで、不可解な要素は少ないことが多いと思うが、マイナスの感情は原因不明のことが多く、それが、さらに苦悩を引き起こす。

禁欲がこの破壊的な感情を制御するのに役立つなら、実践する価値は十分にあると思う。私は道徳的な理由よりも、異性の関心をかうためよりも、この精神的安定の作用を一番の目的にしている。理由は、それだけ自分がマイナスの感情に苦しめられてきたというだけである。

７０日目に当初の目的を思い出させてくれる「いい」夢を見た。今日も一日頑張ろう。