昨日は、しばしば強めの衝動が起こったが、持続的ではないため、耐えられないほどつらいというものではなかった。今朝の衝動は、依然としてなかなか強い。まだ落ち着かないようだ。

翻訳がやっと終わった。思ったより長くて疲れた。禁欲へのモチベーションを高めるためだけでなく、禁欲についての様々な見解を学べるバランス感覚のある質の高い文章だと思い、ここで紹介した。

私はフォイヤーシュタインが下記で勧めるような「お試し禁欲」をまさに実践中というわけだが、６７日目にして、彼が言うような「素晴らしい自由の感覚」はまだ味わってない。しかし、性欲の「支配力」の強さは十二分に理解させられている。

とりあえず、私にとってのお試し期間の９０日は継続するつもりである。

　　　　　　　　　　　　　セックスなき人生?（終）

ヨーギーはどうすべきか

では、行動におけるブラフマチャリヤとは今日ではどういう意味でしょうか。パイパーのような人たちにとって、それはパタンジャリが言ったこと、完全な禁欲、をそのまま意味します。他の人々にとって、ブラフマチャリヤはある時期にかぎって禁欲を修練することを意味しますー関係性の終わりに回復するために、ヨーガのリトリートの間にさらに明瞭に集中するために、もしくは、修練がとりわけ深まり、禁欲がそれから自然と発展するときに。また、さらに他の人々にとっては、ブラフマチャリヤはいかがわしい言葉や性的に乱れた振る舞いを慎むことだけを意味するか、もしくは、少なくとも、私たちと私たちの文化がどれほどの時間とエネルギーをセックスーマーケッティング・ツールとしてのセックス、口説き落としとしてのセックス、気晴らしとしてのセックス、大当たり（？、ジャックポット）としてのセックスーに費やしているかに注目することを意味します。

「私たちがそれについていけそうもないことを除き、徹底的なバージョンのブラフマチャリヤに何も悪いことはありません」とフォイヤーシュタインは言います。「そのため、私たちは、私たちの能力に応じて、加減します。私たちは性的衝動を節約するためのあらゆる試みをすべきだと私は思います。私たちにパートナーがいるなら、性的関心をいたるところに向けて、乱れるのではなく、そのパートナーに限定します。とりわけ、私たちが教師であるならーそして、これに惨めに失敗している教師たちを知っていますがー、私たちは生徒とそういうことをしないためのあらゆる試みをします。たとえ、私たちが失敗しても、私たちは罪の意識に溺れるべきではありません。そうではなく、私たちは目指すべきものとしてその理想を抱こうとただ試みるべきです。もし理想がそこにないなら、それでは、その時、私たちはより低い水準のゲームにいます」。

フォイヤーシュタインは、必ずしも修道士にならなくても、ブラフマチャリヤをより深く探究することは可能であると考えます。その変容させる力を観察するために、もしくは、少なくとも、性的思考、言葉、行為が持つ私たちの意識への猛烈な支配力について学ぶために、短い期間ー１週間、１か月、１年ーの禁欲で実験することを彼は勧めます。「私自身それを一時期行いました。それは驚くべきほどに得るところの多い修練です」とフォイヤーシュタインは言います。「それは素晴らしい自由の感覚を与え、そしてーその苦悶は別にしてーそれはとても解放感を与えます。それは実に素晴らしい訓練です」。

「私たちが習慣的な決まりきった型から出るたびごとに、私たちは心を鍛えつつあります。私たちは心のエネルギーをより好ましい方法に向けつつあります」と彼は付け加えます。「そして、それこそが、この全てのヨーガの修練の目的ー私たちが生物学的もしくは無意識的な性質によって駆り立てられないように、心を訓練することです。私たちは注意深くなり、そのようにして私たちは優れた自己知識、そしてまた、私たちが自己超越と呼ぶ、この素晴らしいものを得ることができます」。

ラサターにとって、本当に重要なのは、単に私たちの行為でなく、その背後にある私たちの態度です。「私は修道女になり、禁欲的生活を送りながら、依然、私がセクシャリティについて明確でないこともありえます」と彼女は言います。「または、性的に乱れることによって、セクシャリティから私が逃げることさえありえます。しかし、私の祖母にとって性的な乱れとみなされることと私の娘にとっての性的な乱れとは、完全に異なるものであるかもしれません。ですから、それは行為ではありません。それはその明確さです」。

「ブラフマチャリヤは答えではありません。それは問いかけです」とラサターは付け加えます。「そして、その問いかけとは、私の神性と他者の神性を讃美するような方法で、
どのように私が私のセクシャリティを使うのか、です」。