ただひたすらにブラフマチャリヤ

心身の健康を増進するため、ひたすら性的禁欲を実践するブログ

66日目

昨日は、朝晩となかなか強い衝動に悩まされたが、前回のピーク時ほどではなかった。まだ耐えられるレベルではある。時々、衝動が下腹部から胸部から上に移っていることに気づく。性的衝動が下腹部でなく、上半身に感じられるのは不思議な感覚だ。今朝は、ここ数日の中では弱めの衝動を下腹部に感じている。


ここ最近、精神的にはそれほど浮き沈みはないが、衝動が高まる時期はより多くの忍耐を要求されるため、そのストレスでやや気分は落ち込み気味である。


今日で66日目だ。自分にしてはよく続いているほうだと思う。


この努力が、納得できる形で実を結ぶのは、いつになるのか。


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禁欲の暗黒面


マサチューセッツのレノックスにあるクリパル・センター(Kripalu Center for Yoga & Health)の居住者は、禁欲の危険と落とし穴をじかに体験しました。最初の20年間、クリパルの居住者全員ー結婚している人たちさえもーは、厳格なブラフマチャリヤを修練したいと熱望していました。そのような禁欲を弟子たち説きながら、クリパルの創始者アムリット・デサイ は、多くの女性の生徒をセックスにひそかに誘いました。そして、デサイのふるまいは、それがついに明るみでたとき、組織ははなはだしく動揺し、深い自己反省の時期に入りました。デサイはクリパルを離れるよう求められ、組織はセックス、禁欲、ブラフマチャリヤへのその態度を注意深く再考しました。


「当初、私たちは禁欲にとても集中したのでー私たちはそれにあまりにも中心的な価値をおいていたためー私たちはその周りに命令(?罰)を作りました」とクリパル理事会の議長であり、古参の教師、リチャード・フォールズは言います。「ブラフマチャリヤは強調され過ぎていました。私たちはそれをライフスタイルとして強要するほどまで(強調し)、機能不全を作り出しました。そのような基本的な衝動を否定しているとき、人々はそれを何か別のより正直でない不適切な方法で表す傾向があります」。


結果として、今日では、クリパルの居住者プログラムへの新来者たちだけが禁欲を修練することを求められています。彼らは最長で2年間修練を継続するよう勧められるだけです。「禁欲は、人々を癒し、身体的に活力を得る助けに大いになります。そして、それはまた、あなたにあなたの依存の全てを示します」とフォールズは言います。「人々が一年ほど禁欲を修練するなら、彼らの自己意識が本当に強められることに私たちは気づきました。しかし、私たちの経験を振り返ってみるに、禁欲は大部分の人にとって健康的な長期間のライフスタイルではありません」。


新来の居住者を除く全員に、今日では、クリパルはより穏健なーより扱いやすいと言う人もいるでしょうがーブラフマチャリヤの見解を提供します。それは定期的なヨーガの修練、健全なライフスタイル、そして、感覚的快楽、特に食事とセックス、の節制です。


「ヨーガとはあなたのエネルギーと意識を築き上げることにかかわり、それはあなたを霊的方向に導きます。そして、大部分の人々にとって、健康的で自然なセックスはその障害ではありません」とフォールズは説明します。「性的エネルギーは自覚されなければなりません。なぜなら、それが自覚されないなら、あなたが本当に生きることを妨げる、たくさんの無意識の否定と抑圧が存在するからです。特に私たちの社会において、私たちの多くにとって起こることは、心が脅迫的な方法で体を刺激することですー緊張の解放のために、承認を求めるために、気を紛らわせるために、ただ楽しみのために。それがあなたのエネルギーを枯渇させるのは、そこのところでです」。


「責任あるセックスに何も問題ありません。それは悪いことではありません」と彼は付け加えます。「ヨーガは、その教えでもってブラフマチャリヤについて道徳的な言明をしていません。私はそれを理解することはとても重要だと思います。しかし、節制を通じて、そして、あなたの性的エネルギーの一部を霊的成長と瞑想に向けることを通じて、長い目で見れば、あなたはより多くの楽しみと至福を得るだろうということをヨーガは言っています」。

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