ただひたすらにブラフマチャリヤ

心身の健康を増進するため、ひたすら性的禁欲を実践するブログ

63日目

昨日は、精神的に不調で、苛立ちと不安が心に薄く広がっていた。だからといって特に問題は起こらず、物事はスムーズに進んだが、禁欲のモチベーションは低下傾向にある。今朝、心は大分落ち着きを取り戻しているが、衝動のほうはかなり強く感じる。


心になぜこのように振舞うのか尋ねても、明確な回答は得られない。心は過去のパターンを何度も繰り返すが、こういったパターンからの脱出方法はこれとって見当たらない。今、その脱出方法を模索して、禁欲を試している最中というわけである(再確認でモチベーションが上がってきた)。パターンの勢いは弱まっている感じはするが、完全に抜け出るまでには、まだまだ時間を要しそうだ。


まあ、調子の悪い日は、あせらず気張らず、流して行こう。


             セックスなき人生?(5)


霊的万能薬


エネルギーを保存することを超えて、ヨーガ哲学はまた、禁欲のより深遠な恩恵を描写します。それは、劣った性的エネルギーの霊的活力への錬金術的変成のようなものです。アーユルヴェーダという古代インドの科学によれば、精液は、重要な微細なエネルギーを蓄えた命の万能薬とみなされました。射精は、力、エネルギー、集中力、さらに霊的利益の喪失に通じると言われていました。そして、禁欲や他のヨーガの修練を通じて精液を保存することは、オージャスと呼ばれる、この微細なエネルギーの豊富な蓄えを発展させ、それにより生命力、人格、健康を築くと言われていました。


フォイヤーシュタインは、セックスを霊へと変成する禁欲の力の証拠をじかに目撃したと言います。彼は、1960年代後半のインドでの、Divine Life Societyの禁欲を守る指導者、スワミ・チダーナンダとの出会いを思い出します。「彼はいつもこのすばらしい香水をつけているようでした。彼はいつもこの素晴らしい香り、とても微かであるが素晴らしい香りを発していました」とフォイヤーシュタインは言います。「ある日、私はそれがとても気になって、センターを運営する友人に尋ねました。『彼がつけているこの香水は何ですか』。彼女は笑って言いました。『彼はどんな香水もつけてません!それは彼がブラフマチャリヤに熟達していて、彼の体が単にホルモンを違うように使うからです』」。


しかし、女性についてはどうでしょうか。恐れるなかれ、同じエネルギー変成の原理が当てはまる、とフォイヤーシュタインは言いますー前世紀まで、ヨーガの修練者がほとんどいつも男性だっただけのことです。「人々はしばしばこれについて混乱します」と彼は言います。「彼らは望ましくないのは精液の排出であるといつも考えますが、実際(望ましくないのは)性的刺激の間の神経組織の興奮です。そして、それは男女の両方に当てはまります」。

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