昨日は思ったより調子が良くなく、少し気持ちも落ち込んだ。衝動もやや強く、なかなかつらかった。

ここ数日翻訳していたのは、インドのジャイナ教の新派 Akram Vignan movementの指導者Dada Bhagwanの言葉である。

自分で翻訳しといてなんだが、ブラフマチャリヤで列挙したような効果が本当に出るなら宗教界にもっと多くの天才が出現しそうなものであるし、ブラフマチャリヤを守っていた宗教家は病気にかからず、老衰でなくなりそうなものだが、そういうわけでもない。結構立派なグルたちが、ガンなどで亡くなっている。もちろん、グルは他者の悪いカルマを引き受けているからだ、などの説明はできるだろうが。

ラーマクリシュナ・パラマハンサやその弟子たち、スワミ・シヴァナンダとその弟子たちは、ブラフマチャリヤの利益について多くの言葉を残している。どれも素晴らしい効果をうたっているが、どれぐらいの日数を守ればそういった効果が得られるのか、自分自身がどのような困難や苦労を経験してきたかなどの情報は少ない。

その点、ネット上では、禁欲の試みの苦労や成果を現在進行形で報告してくれるブログが多く見つかり、実践的に役立つし、励みになる。いろいろ学ぶところはあるが、少なくとも３か月やそこらで「天才」になれるほど甘くはなさそうである。１００日、２００日超えた後でも、突然にリセットの報告があったりする。しかし、実践者は禁欲の効果についてリセット後もとても肯定的であり、再び禁欲にチャレンジしている。

私もどれほど継続できるのか全く分からないが、人の目に触れるブログに記録しながら禁欲を行うことは、一人で日記をつけるよりも継続の助けになっていると思う。不特定多数の人に監視してもらっているというわけである。

まずは前回の記録更新のために６０日が当面の目標か。