ただひたすらにブラフマチャリヤ

心身の健康を増進するため、ひたすら性的禁欲を実践するブログ

55日目

順調に衝動が強まっている実感がある。今朝はかなり強い感覚を下腹部に感じる。前に経験したパターンを踏襲しつつある。


こうやって記録をつけていると、ある程度自分自身の置かれた客観視できるので、冷静さを保つのに役立っていると思う。経験を積むと、これから起こることをある程度予測して、覚悟しておくことができる。


「心は動揺し、ざわめき、護り難く、制し難い。英知ある人は これを直くする。ー弓矢職人が矢柄を直くするように」とダンマパダの中でお釈迦様は言った。私は当初瞑想で心の制御をしようとしていたが、性急にやりすぎたせいか慢性的な頭痛に悩まされる結果になり、まあ、にっちもさっちいかなくなってしまった。健康になろうとして、運動していたら、やりすぎて体を壊したというような最悪の状態である。そのように、「やること」で心の制御に失敗したので、「やらないこと」で今度は挑戦しているわけである。挑戦というか、いやいや追い込まれたというのが本当のところである。


性欲を満たすことは強烈な快楽を生じさせるので、はじめから誰が喜んでそれを手放せるだろうか。そのうえ、我慢している間、欲の衝動が生む苦痛に耐えなければならない。何らかの強力なモチベーションで、自発的に「いやいや」我慢するしかない。


最近、あるブログで、禁欲した結果、妻との関係性がよくなったという記事を読んだ。人間関係の改善を目指すことも強力な動機になる。動機はなんであれ、根本にあるのは「苦しみ」であると思う。異性にモテない苦しみ、身体的・精神的な不調の苦しみ・・・


それぞれの人がこの苦しい禁欲によって、望む成果を得られることを願う。

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