19日目
まだまだ厳しい時期が続いている。
欲求を満たしたいという衝動がしばしば襲い掛かってくる。
とりあえず、今日一日を耐え忍ぼう。
「明日の事を言えば鬼が笑う」ぞ。
ブラフマチャリヤ、性的禁欲の効果を説明する方法を分類すると、
①精液の成分、その再吸収に着目した説明
レチシン、核タンパク質、鉄分などの栄養素
テストステロン(血中濃度は、ピークの7日目以降、平常レベルになるのでそれ以上継続しても効果はないという反論がある。)
②神経伝達物質ドーパミンに着目した説明
(Youtube動画-「NOFAP - SCIENTIFIC EVIDENCE THAT IT WORKS」から)
長期・長時間のポルノ鑑賞によるドーパミンの過剰分泌によって、ドーパミン受容体が減少し、ドーパミン報酬回路に深刻なダーメジをもたらし、社会不安、うつ、意欲の低下などの心的障害の原因になる。
③精液の生成過程に着目した説明
精液は食物の消化吸収過程における最終産物であり、1グラムの精液は40グラムの血液に相当する、など
こんな感じだろうか。
もともとブラフマチャリヤはヒンドゥー教の宗教的規則であり、アーユルヴェーダやヨーガの経典にその仕組みや利益はそれなりに説明されているが、現代科学の知識がある私たちには、やや古臭く、説得力に欠けるきらいがある。
それゆえに、上に列挙したように現代科学の知見に基づいた説明を提供することは、ブラフマチャリヤの有効性をより客観的に証明する助けになると思う。
こういう説明は実践を続けるうえで支えになってくれるため、ありがたい。